インビザライン矯正で行うIPRについて

インビザライン矯正で行うIPRについて

 インビザライン矯正では、歯列のデコボコを改善する為に、歯の隣接面を削って隙間を作る、IPRと呼ばれる処置を行う場合があります。画像2

歯の構造は大きくわけて、神経や血管の通っている歯髄と、手や足の骨と似た組成の象牙質、石のように硬い材質のエナメル質の三層から成っています。このエナメル質は、人の骨格の中で、歯にだけ存在する材質で、かみ合わせの部分においては長い年月の間に自然にすり減ってくる部分です。

 

画像3ですから、このエナメル質の範囲内であれば、削ることによって虫歯になったりする危険性はありません。しかも、インビザライン治療で削る範囲は、コピー用紙1枚程度の薄さで、エナメル質の幅の最大でも8分の1程度です。

 また、当院では、インビザライン矯正を開始される全ての患者様に、口腔用ジェル「オーラループ4+」を無料でお渡ししています。歯質の強化作用があるので、IPR後のエナメル質のケアに効果的です。また、虫歯の予防効果も期待することもできます。オーラループは、インビザラインのマウスピース内に少し塗り込んで、就寝時のご使用をおすすめしています。

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