マウスピース矯正で失敗しないために|治療できない歯並びと医院選びの落とし穴

マウスピース矯正で失敗しないために|治療できない歯並びと医院選びの落とし穴

「マウスピース矯正 失敗」「インビザライン 失敗」で検索すると、不安になる話がたくさん出てきますよね。

矯正治療がうまく進まない原因の多くは、装置そのものではなく、つけている時間が足りないこと、その時点の歯並びに装置が合っていないこと、この2つに集まります。どちらも、はじめる前に分かることです。

この記事では、マウスピース矯正がうまく進まない原因、対応が難しい歯並び、裏側矯正との違いを、銀座・並木通りの銀座クリアデンタル矯正歯科がご説明します。

 

■マウスピース矯正の「失敗」って、何が起きているの?

 

計画どおりに歯が動かない、途中で矯正装置・マウスピースが合わなくなる、終わったあとに後戻りする。この3つがほとんどです。

よくある原因を並べます。

 

マウスピース矯正がうまく進まない主な原因

いちばん多いのが、マウスピースをつけている時間の不足です。マウスピースは1日20時間以上つけるのが目安です。食事と歯みがきの時間を除くと、それ以外はほぼつけっぱなし、というイメージになります。

「食事のあとつけ直すのを忘れた」「外出中は外していた」が続くと、歯は計画どおりに動きません。すると次のマウスピースが合わなくなり、期間が延びたり、矯正装置・マウスピースを作り直したりすることになります。

逆に、早く終わらせたくて自己判断で交換を早めるのも避けてください。歯が十分に動く前に次に進むと、マウスピースが浮いて、力がうまく伝わらなくなります。

 

■マウスピース矯正で対応できない歯並びはあるの?

 

あります。動かす量や動かし方によっては、マウスピースだけでは難しい場合があります。

マウスピース矯正は、歯を少しずつ傾けたり動かしたりするのが得意です。一方で、歯を骨の中で大きく移動させる動きや、歯を回転させる動きは、マウスピースだけでは力が伝わりにくいことがあります。

あごの骨の形そのものに原因がある場合も、矯正だけでは改善が難しく、外科的な処置が必要になることがあります。

銀座クリアデンタル矯正歯科では、矯正学会に所属して歯列矯正の専門的な勉強をしてている歯科医師が、出っ歯(上顎前突)、歯のデコボコ(叢生)、受け口、すきっ歯、前歯がかみ合わない開咬、深いかみ合わせ(過蓋咬合)に対応しています。抜歯が必要な歯並びも扱っています。

そのうえで、マウスピースだけでは対応しきれないと判断した場合は、治矯正治療の途中や仕上げの段階でワイヤーを組み合わせるなど、マウスピース矯正以外の別の方法をご提案することもあります。 すべてをマウスピースだけで終わらせることにこだわらず、必要な場面で装置を使い分けるという考え方です。

マウスピース矯正は、システム化された治療が開発され、矯正治療を専門的に勉強していなくても、マウスピース矯正なら治療を始めることができるため、マウスピース矯正だけ行っている歯科医師がたくさんいます。また歯科医師は最初だけで、その後の治療にほとんど関与していない医院もあります。

矯正治療を専門に勉強している歯科医師が実際に診療を担当していること、ワイヤー矯正の治療経験があり、マウスピース矯正だけでは治療ができないことの見きわめができることが重要です。当院では精密検査のあと、3Dシミュレーションで歯の動きを見ていただき、抜歯する場合としない場合の両方の計画をお見せしています。仕上がりと期間を確認してから、治療をはじめるかどうかを決めていただくことができます。

 

■裏側矯正(舌側矯正)とはどう違うの?

 

どちらも目立ちにくい方法ですが、装置が舌に触れるかどうかが大きく違います。

裏側矯正は歯の裏側にブラケットとワイヤー装置をつけるため正面から見えにくい方法ですが、凹凸のあるブラケットとワイヤーが常に舌に触れるので、舌に傷ができたり、しゃべりにくさや違和感が出たりすることがあります。マウスピース矯正は取り外せるぶん生活の制限が少なく、そのかわりつけている時間をご自身で管理する必要があります。

マウスピース矯正が無い時代は、裏側矯正にも目立たないという大きなメリットがありましたが、マウスピース矯正が進化した今、裏側矯正矯正のメリットはほとんど無くなりました。患者様が日常生活に苦痛を伴うデメリットが多い裏側矯正(舌側矯正)は、当院では行っていません。

どちらが合うかは、歯並びの状態と、生活のなかで何を優先したいかで変わります。装置を先に決めてしまうより、精密検査を受けて治療方法の提案を受けてから矯正装置を選ぶほうが失敗が少なくなります。

 

■治療の途中で通えなくなったらどうなるの?

 

転勤や引っ越しでも、続けられる方法があります。

ワイヤー矯正は2週に1回から、1か月に1回の受診が必要になりますが、ご自身でマウスピース矯正を交換して治療を進めて頂くことができる期間が長いため、通院の回数が少なく、生活の変化に合わせやすい矯正治療です。当院では、海外に転勤された方が一時帰国のタイミングに合わせた計画に変更して、実際に治療を続けて完了することができた例が複数あります。国内の転勤・引っ越しでも、実際に継続していただけています。状況によってはマウスピースの郵送にも対応しています。

それでも通うのが難しい場合は、他の医院への転院手続きを行います。

逆に、ほかの医院で治療中の方の転勤などに伴う受け入れもしています。通っていた医院が、倒産・閉院して治療が中断してしまった方の転院にも対応しております。治療費などの条件が合えばお受けできますので、まずは初診相談でこれまでの経過をお聞かせください。

 

■失敗しないために、はじめる前に確認しておくことは?

 

計画を見せてもらえるか、対応できない場合の説明があるか。この2つです。

3Dシミュレーションで歯の動きを見せてもらえる医院であれば、仕上がりと期間を確認してから決められます。金額も、この段階ではっきりします。

もうひとつが、対応できない歯並びがあること、その場合にどうするかまで説明があるかどうかです。できることだけを話す説明より、限界も含めて話してくれるほうが、あとで困りません。

【関連記事】『銀座で矯正歯科を選ぶには?後悔しないための5つの確認ポイント』

 

知っておいてほしいリスクと注意点

 

装着時間を守れないと歯は動きません。歯並びによっては、マウスピース矯正では対応できないこともあります。

 

  • マウスピースは1日20時間以上つける必要があります。時間が足りないと、期間が延びたり、装置を作り直すことになったりします
  • 歯並びによっては、マウスピース矯正だけでは対応できないことがあります。その場合は、治療の途中や仕上げの段階でワイヤーを組み合わせるなど、別の方法をご提案します
  • 治療中に虫歯ができて詰め物の形が変わると、マウスピースを作り直すことがあります。ライトコースは治療計画を修正できる範囲に制限があります
  • 色や味のついた飲み物は、マウスピースを外してからお飲みください
  • つけている間、しゃべりにくさを感じることがあります
  • 追加の矯正(リファインメント)をするときに、検査費用がかかることがあります

 

なお、インビザラインのようなオーダーメイドのマウスピース型矯正装置は、患者様ごとに作るもので市場に流通しないため、医薬品医療機器等法上の医療機器には当たりません。国内で薬事承認を受けた製品ではないため、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。装置は、製造元である米国アライン・テクノロジー社から輸入して入手しています。国内には、同じ仕組みで薬事承認を受けた装置はありません。米国をはじめ諸外国で多くの治療実績がありますが、重い安全性の問題は報告されていません。

 

よくある質問

 

つける時間が足りなかった日があると、やり直しになりますか?

 

1日足りなかっただけで、すぐにやり直しになるわけではありません。ただ、それが続くと歯の動きが計画から遅れていきます。気になることがあれば、次の通院を待たずにご連絡ください。

 

途中でマウスピースが合わなくなったら?

 

歯の動きが計画とずれている可能性があります。追加の矯正(リファインメント)で計画を作り直すことがあり、その際は検査診断料33,000円(税込)がかかります。

 

終わったあとに後戻りしませんか?

 

歯は一度綺麗に並んでも、そのままにしておくと元の位置に戻ろうとします。それを防ぐのがリテーナーです。当院では半年から2年ほどの保定期間を設け、半年に1回通っていただいて状態を確認します。

 

他院で「マウスピースでは無理」と言われました。

 

歯並びの状態によっては、マウスピース矯正では治療ができないこともあります。一部、ワイヤー矯正を組み合わせることで対応できる場合もあります。まずは検査を受けていただいて、可能な方法があるかをお伝えします。

 

銀座でマウスピース矯正をお考えの方へ

 

東京メトロ銀座駅から徒歩3分、銀座6丁目・並木通りの銀座クリアデンタル矯正歯科では、マウスピース矯正(インビザライン)、表側のワイヤー矯正、部分矯正を扱っています。

矯正を専門にする歯科医師が在籍し、担当医制で診療しています。マウスピース矯正の治療実績は3,832症例です(2026年1月 アライン・テクノロジー社調べ)。光学スキャナのiTero Elementで歯型を取り、3Dシミュレーションで歯の動きを見ていただいてから治療をはじめます。ほかの医院からの転院もご相談ください。

 

銀座クリアデンタル矯正歯科

 

  • 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-7-16 岩月ビル2F(時計店オメガ横の階段を上がって2階)
  • 電話:03-3571-4188
  • 診療時間:月〜水 10:30-13:00/14:30-19:00 金 10:30-13:00/14:30-18:30 土 9:30-13:00/14:30-18:00
  • 休診日:木曜・日曜・祝日
  • アクセス:東京メトロ銀座線 銀座駅A2出口より徒歩3分/日比谷線・丸ノ内線 銀座駅より徒歩5分/JR有楽町駅・JR新橋駅 銀座口より徒歩8分
  • 公式サイト:https://www.ginza-moc.com/

 

※この記事でご紹介した矯正治療は、健康保険が使えない自由診療です。費用は2026年9月時点の税込価格です。治療の内容・期間・費用は歯並びによって変わりますので、詳しくは初診相談でご確認ください。

【監修:銀座クリアデンタル矯正歯科 医院長 山崎剛志(日本矯正歯科学会 認定医/日本成人矯正歯科学会 理事・認定医)】

 

参考・出典

 

  • 銀座クリアデンタル矯正歯科「インビザラインの注意点」 https://www.ginza-moc.com/demerit/
  • 銀座クリアデンタル矯正歯科「インビザラインとは」 https://www.ginza-moc.com/invisalign/
  • 銀座クリアデンタル矯正歯科「矯正治療(マウスピース・ワイヤー)の値段・費用」 https://www.ginza-moc.com/cost/
  • 公益社団法人 日本矯正歯科学会「学会のご紹介」 https://www.jos.gr.jp/information

ブログ一覧に戻る