裏側矯正のデメリットは?マウスピース矯正・表側ワイヤー矯正との違い

裏側矯正のデメリットは?マウスピース矯正・表側ワイヤー矯正との違い

「矯正はしたいけれど、装置は目立たせたくない」。そう考えたとき、候補にあがるのが裏側矯正です。

裏側矯正は歯の裏側に装置をつけるので、正面からは見えにくい方法です。そのかわり、装置が常に舌に触れるため、しゃべりにくさや違和感が出ることがあります。目立たせたくないというご希望であれば、取り外せるマウスピース矯正という選び方もあります。

この記事では、3つの装置の違いと選び分けを、銀座・並木通りの銀座クリアデンタル矯正歯科がご説明します。なお銀座クリアデンタル矯正歯科では、裏側矯正(舌側矯正)を行っていません。 扱っているのは、マウスピース矯正・インビザライン、表側のワイヤー矯正、部分矯正です。

 

裏側矯正(舌側矯正)ってどんな治療?

 

歯の裏側にワイヤーの装置をつけて歯を動かす方法です。正面から見えにくいのが特徴です。

表側のワイヤー矯正と仕組みは同じで、装置をつける面が違います。歯の裏側にブラケットという小さな装置を接着し、そこにワイヤーを通して力をかけていきます。

人と話す機会が多い方や、接客業の方が選ぶことがあります。上の歯だけ裏側にして、下の歯は表側にするという組み合わせを行う医院もあります。

 

裏側矯正のデメリットは?

 

装置が舌に触れるため、しゃべりにくさや違和感が出ることがあります。歯みがきも難しくなります。

主な注意点を挙げます。

 

  • 舌に装置が当たる:話すとき、飲み込むとき、舌は常に歯の裏側に触れています。そこに装置があるため、慣れるまで違和感が続きます
  • 発音がしにくくなることがある:とくにサ行・タ行が発音しにくくなる方がいます。仕事で話す機会が多い方は、慣れるまでの期間を見込んでおく必要があります
  • 歯みがきが難しい:装置が見えない位置にあるため、汚れが残りやすくなります
  • 通院の回数が多い:ワイヤーの調整が必要なので、2週間から1か月に1回の通院になります
  • 対応している医院が限られる:装置を扱っていない医院もあります

 

当院が裏側矯正を行っていないのは、こうした負担の大きさを踏まえてのことです。装置を目立たせたくないというご希望であれば、当院ではマウスピース矯正・インビザライン矯正をご案内しています。

 

3つの装置は、どこがどう違うの?

 

目立ちにくさ、取り外せるかどうか、通院の回数が主な違いです。

歯を動かす3つの装置の特徴

比べると次のようになります。

 

マウスピース矯正 表側のワイヤー矯正 裏側矯正
目立ちにくさ 透明で目立ちにくい 装置が見える 正面からは見えにくい
取り外し できる できない できない
食事の制限 なし(外して食べます) 一部あり 一部あり
歯みがき 今までどおり 装置のまわりに工夫が必要 装置が見えず難しい
通院 おおむね2か月に1回 2週間〜1か月に1回 2週間〜1か月に1回
自己管理 つけている時間の管理が必要 不要 不要
話しやすさ 慣れるまで違和感が出ることがある 比較的出にくい 舌に当たるため出やすい

 

マウスピース矯正の弱点は、つけている時間をご自身で管理しなければならない点です。1日20時間以上が目安で、これを守れないと歯は計画どおりに動きません。裏を返せば、装置を固定するワイヤー矯正には、この心配がありません。

 

目立たせたくない場合、どれを選べばいい?

 

日中に外す時間がほとんど作れない方はワイヤー矯正、生活に合わせて外したい方はマウスピース矯正が向いています。

「目立たない」という条件だけで見ると、マウスピース矯正と裏側矯正が候補になります。そこから先は、生活のなかで何を優先するかで決まります。

 

  • 食事や歯みがきを今までどおりにしたい、大事な場面では外したい → マウスピース矯正
  • 自分で管理する自信がない、つけ忘れが心配 → ワイヤー矯正
  • 見た目を最優先し、舌の違和感は許容できる → 裏側矯正(当院では扱っていません)

 

もうひとつ、歯並びの状態によって選べる装置が変わることもあります。装置を先に決めてから医院を探すより、まず検査を受けて、どの方法が可能かを確認してから決めるほうが確実です。

【関連記事】『銀座で矯正歯科を選ぶには?後悔しないための5つの確認ポイント』

 

マウスピース矯正の仕上げにワイヤーを使うことがあるのはなぜ?

 

細かい位置の調整には、ワイヤーのほうが力を伝えやすい場面があるためです。

マウスピース矯正は、歯を少しずつ動かしていくのが得意です。一方で、歯を大きく移動させる動きや回転させる動きは、マウスピースだけでは力が伝わりにくいことがあります。

そのため当院では、治療の途中や仕上げの段階で、短い期間だけワイヤーやゴムを組み合わせることがあります。すべてをマウスピースだけで終わらせることにこだわらず、必要な場面で装置を使い分けるという考え方です。

「マウスピースだけでは難しい」と言われた歯並びでも、この組み合わせで対応できる場合があります。他院でそう言われた方も、まずは検査を受けていただければ、可能な方法があるかをお伝えできます。

 

当院で扱っている装置と費用は?

マウスピース矯正は定額制で、ライトが528,000円、スタンダードが616,000円〜858,000円(税込)です。

 

項目 費用(税込)
初診相談 無料
精密検査・治療計画の作成 33,000円
マウスピース矯正 ライト(軽度・両あご) 528,000円
マウスピース矯正 スタンダード(中度〜重度・片あご) 616,000円
マウスピース矯正 スタンダード(中度〜重度・両あご) 748,000円/792,000円/858,000円
後戻りを防ぐ装置(リテーナー) 22,000円〜33,000円

 

ワイヤー矯正は、基本料金に月ごとの費用を加えるコースでお受けいただけます。マウスピース矯正には、枚数ごとにお支払いいただくコースもあります。

矯正は健康保険が使えない自由診療です。金額は歯並びの状態によって変わりますので、精密検査のあと、3Dシミュレーションで治療計画を作った段階ではっきりします。

 

知っておいてほしいリスクと注意点

 

装着時間を守れないと歯は動きません。歯並びによっては、マウスピース矯正では対応できないこともあります。

 

  • マウスピースは1日20時間以上つける必要があります。時間が足りないと、期間が延びたり、装置を作り直すことになったりします
  • 歯並びによっては、マウスピース矯正だけでは対応できないことがあります。その場合は、治療の途中や仕上げの段階でワイヤーを組み合わせるなど、別の方法をご提案します
  • 治療中に虫歯ができて詰め物の形が変わると、マウスピースを作り直すことがあります。ライトは治療計画を修正できる範囲に制限があります
  • 色や味のついた飲み物は、マウスピースを外してからお飲みください
  • つけている間、しゃべりにくさを感じることがあります
  • 追加の矯正(リファインメント)をするときに、検査費用がかかることがあります

 

なお、インビザラインのようなオーダーメイドのマウスピース型矯正装置は、患者さんごとに作るもので市場に流通しないため、医薬品医療機器等法上の医療機器には当たりません。国内で薬事承認を受けた製品ではないため、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。装置は、製造元である米国アライン・テクノロジー社から輸入して入手しています。同じ性能を持つ国内承認の医療機器はありません。米国をはじめ諸外国で多くの治療実績がありますが、重い安全性の問題は報告されていません。

 

よくある質問

 

裏側矯正の相談だけでも受けてもらえますか?

 

当院では裏側矯正を扱っていないため、その装置での治療はお受けできません。ただ、歯並びの状態を見たうえで、ほかにどの方法が可能かをご説明することはできます。初診相談は無料ですので、お気軽にお越しください。

 

上は裏側、下は表側という組み合わせはできますか?

 

当院では裏側の装置を扱っていないため、この組み合わせには対応していません。上下ともに目立たせたくない場合は、マウスピース矯正をご検討ください。

 

ワイヤー矯正だと通院が増えるのはなぜですか?

 

ワイヤーは歯科医師が調整して力を調節する必要があるためです。マウスピース矯正はご自宅で交換していただくので、通院はおおむね2か月に1回ですみます。

 

途中で装置を変えることはできますか?

 

治療の状況によります。マウスピース矯正の仕上げにワイヤーを使うなど、組み合わせて進めることはあります。装置を全面的に切り替える場合は、あらためて計画を立て直すことになりますので、担当医にご相談ください。

 

銀座で矯正歯科をお探しの方へ

 

東京メトロ銀座駅から徒歩3分、銀座6丁目・並木通りの銀座クリアデンタル矯正歯科では、マウスピース矯正(インビザライン)、表側のワイヤー矯正、部分矯正を扱っています。

矯正を専門にする歯科医師が4名いて、担当医制で診ています。マウスピース矯正の治療実績は3,832症例です(2026年1月 アライン・テクノロジー社調べ)。光学スキャナのiTero Elementで歯型を取り、3Dシミュレーションで期間と仕上がりを確かめてから治療をはじめていただけます。

 

銀座クリアデンタル矯正歯科

 

  • 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-7-16 岩月ビル2F(時計店オメガ横の階段を上がって2階)
  • 電話:03-3571-4188
  • 診療時間:月〜水 10:30-13:00/14:30-19:00 金 10:30-13:00/14:30-18:30 土 9:30-13:00/14:30-18:00
  • 休診日:木曜・日曜・祝日
  • アクセス:東京メトロ銀座線 銀座駅A2出口より徒歩3分/日比谷線・丸ノ内線 銀座駅より徒歩5分/JR有楽町駅・JR新橋駅 銀座口より徒歩8分
  • 公式サイト:https://www.ginza-moc.com/

 

※この記事でご紹介した矯正治療は、健康保険が使えない自由診療です。費用は2026年9月時点の税込価格です。治療の内容・期間・費用は歯並びによって変わりますので、詳しくは初診相談でご確認ください。

【監修:銀座クリアデンタル矯正歯科 医院長 山崎剛志(日本矯正歯科学会 認定医/日本成人矯正歯科学会 理事・認定医)】

 

参考・出典

 

  • 銀座クリアデンタル矯正歯科「矯正の種類」 https://www.ginza-moc.com/attachment7/
  • 銀座クリアデンタル矯正歯科「インビザラインとは」 https://www.ginza-moc.com/invisalign/
  • 銀座クリアデンタル矯正歯科「矯正治療(マウスピース・ワイヤー)の値段・費用」 https://www.ginza-moc.com/cost/
  • 公益社団法人 日本矯正歯科学会「学会のご紹介」 https://www.jos.gr.jp/information

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