インビザライン矯正のアタッチメント

インビザライン矯正のアタッチメント

インビザライン矯正では、通常、アタッチメントと呼ばれる歯とほぼ同色の樹脂を接着して、マウスピースが歯に加える力を調整します。このアタッチメントに働きによって、歯を細かく動かすことが可能になります。

インビザラインのクリンチェック治療計画では、赤い四角や三角形で表示されているのがアタッチメントです。歯をどの様に移動させるかによって、アタッチメントのサイズや形状を選択します。

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実際のアタッチメントは、歯とほぼ同色で外見では目立たず、治療後は綺麗に外しますので、装着した形跡は残りません。
ただ、マウスピースにはアタッチメントを覆う凸凹が出来るので、前歯にアタッチメントを付けると、どうしても目立ってしまいます。
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アタッチメントを安易に減らすと歯の移動が遅くなって治療期間が延びてしまったり、計画通りに歯が動かなかったりすることがあります。私・山崎は、どうしたら最も効率的にアタッチメントを配置できるかなるべく少ないアタッチメント数で治療できるよう検討を重ねてきました。

接客業等、お仕事の関係で、前歯にアタッチメントを付けることに抵抗がある患者様もいらっしゃいますので、私は、患者様のご希望になるべく沿えるよう、極力アタッチメントの装着位置や個数に配慮した治療計画を立てるようにしております。

治療期間が延びる場合もありますが、症例によってはアタッチメントを装着しないで治療を終えたケースもあります。

治療例のページでもご紹介している、抜歯なし・アタッチメント無しで治療した患者様です。

ご本人のご希望もあり、非抜歯でアタッチメントを装着せずに治療しました。アタッチメントを着ける治療より、長期間になる可能性もあることをご説明しましたが、しっかりとインビザラインの装着時間を守っていただいたので、当初の治療計画通りに治療が完了し、きれいな歯並びになりました。

治療期間:9ヶ月(マウスピース25枚)

図1

アタッチメントを全く付けずに治療するのは難しい場合もありますが、前歯の目立つ場所を極力避けて、場合によっては裏側にアタッチメントを付けるなど、患者さまのご希望になるべく添うような形でクリンチェック治療計画をご提案していきます。

無料相談で歯並びを拝見しただけで、具体的なアタッチメントの位置まで判断するのは難しいため、検査料はかかりますが、精密検査を受診して頂くと、詳細なクリンチェック治療計画をご提案させて頂きます。

クリンチェック治療計画でアタッチメントの位置を確認して頂き、治療計画にご満足頂けない場合には、再度クリンチェックを作成することもできます。また検査をして頂いても、矯正治療を無理にお勧めしませんので、ご興味のある方は是非、インビザラインの精密検査をご検討下さい。

他にも、アタッチメントを付けずに治療した症例がございます。治療例ページにご紹介しているのは、一例ですが、よろしければ インビザライン治療例のページもご参照ください。

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